ジュビリーエースの現在と最新情報 – 出金、業務停止の全て

 

サービス名ジュビリーエース(Jubilee Ace)
運営会社Jubilee Ace Limited
会社所在地Sea Meadow House,Blackburne Highway,(P.O.Box 116),Road Town,Tortola British Virgin Islands
運営責任者不明

ジュビリーエースの最新情報を更新

2020年11月に発表された業務停止、ユーザー資金の出金停止によって運営が飛んだとされたジュビリーエース
 
半ば諦めムードが漂っていたジュビリーエースでしたが、2021年6月末に出金再開に向けたスケジュールが公表されました。
 


 
ここに来て資金が戻ってくる可能性が示されたのです。


 


・ジュビリーエースの現在、最新情報
・業務停止の原因、経緯
・ジュビリーエースの今後
・ジュビリーエースの実態


 
 

これらを徹底的に調査し、今ジュビリーエースはどうなっているのか?今後どうなるのか?を徹底解説していきます。
 
 

目次

ジュビリーエースとは

ジュビリーエースとは、理論上ノーリスクと言われている投資法「アービトラージ」を自動で24時間行うシステム「AQUA」の利用権を販売しています。
 


 
アクアシステムは世界中のビッグデータをリアルタイム収集。利益が出るアービトラージペアの発見して投資するところまで、24時間休まずに自動で行ってくれるというシステムです。
 
 
仮想通貨に限らずスポーツベッティングなどの分野などでもアービトラージが可能とされる「AQUA」は、優れたシステムとして注目を集めました。
 


 
アクアシステムのアービトラージによる利益の配当+新規会員の紹介料という2つの報酬制度があり、ジュビリーエースは低リスクで月利20%が狙える投資として人気を博していました。
 
 

 
 
しかし2020年秋に突然の業務停止。
 
 
ジュビリーエースの現状を調べて欲しいという声が当サイトに寄せられていたので、調査してまいりました。


 

ジュビリーエースの現在と最新情報

会員への返金、払い戻し時期が決定

ジュビリーエース公式より、2021年6月以降の出金スケジュールが公開されました。
 
2021年の出金スケジュール


 
 
送金日はアクアウォレット宛に送金を行う日になるため、実際の着金は数日間のラグが予想されます。
 
 
着金しなくても慌てずに少し待ってみましょう。
 
 
2022年以降の出金スケジュールについてはまだ公表されていないので、新たな情報が判明次第こちらのページにて紹介していきます。
 

資金を管理している証券会社と係争中

ジュビリーエースが利用していた証券会社から資金が引き出せなくなった件について、7月現在は国際弁護士を通して書面を提出していることが分かりました。
 

 
 
ジュビリーエース運営は証券会社に対して
・預けている資金への5%の利息を請求
・引き出を再開する旨の連絡
・証券会社から求められた書類は全て提出
 
という対応を取っているのですが、2021年7月時点で証券会社から回答は無し
 
 
裁判の可能性については触れていませんでしたが、今後も国際弁護士と協議しながら資金ロック解除に向けて動くとのことでした。
 

ジュビリーエースが業務停止になった要因、経緯

2020年11月17日から続くジュビリーエースの業務停止、出金停止は何故起きてしまったのか。
 
 
2つの要因の解説と停止までの経緯をまとめました。
 

同業他社の破綻による影響

業務停止の主な要因は、アメリカでのマネーロンダリングの疑いによる同業他社が破綻した影響だとジュビリーエースより公式発表されている模様です。
 


 
要点としては…
 
・アメリカがマネーロンダリングの疑いで米国にある9つの取引所を調査対象に
 
・取引所に口座を持っていた同業他社も摘発の調査対象になり、業務停止命令を受けその後に破綻
 
・同業他社を利用していたユーザーがジュビリーエースに流入し始める
 
・摘発の調査対象業者を利用していたユーザーの流入で、ジュビリーエースと資金的な繋がりが疑われると業務停止命令を受ける可能性が浮上
 
・回避策としてジュビリーエースは自ら業務停止し、独自開発した匿名性の高いAQUAウォレットへの移行を急ぐことを決め、出金停止に至る。
 
以上がジュビリーエースが業務停止、出金停止した1つ目の要因です。
 


 

資金管理していた証券会社による資金ロック

ジュビリーエースやジェンコではコモディティ(商品先物)の運用を行うために「リーガルコアマーケットFX(RCMFX)」という証券会社に運用資金を預け入れていましたが、証券会社が独断で資金ロックという措置を講じました。
 
 
資金ロックの理由について正確な情報は出ていませんが、一説によると「RCMFX」がアメリカ、日本の金融庁から監査、調査が入っており、資金を自由に動かせなくなっていると言われています。
 

 
証券会社に預けた資金が凍結されたので引き出せない
 
 
これが業務停止、出金停止に至った2つ目の要因になります。

出金停止から業務停止までの経緯について

ジュビリーエースの出金停止から業務停止に至るまでを時系列順にまとめました。
 
タップで詳細を表示できます【2020年7月2日】ジュビリーエースで高額出金を制限【2020年9月24日】:いきなり出金制限が行われた【2020年11月2日】11月末まで出金停止の延期が確定【2020年11月17日】ジュビリーエースが遂に飛んだか【2020年12月3日】アクアウォレットのリリースについて【2020年12月14日】ジュビリーエースがアクアナイト(AQN)での出金を発表【2020年12月16日】アクアウォレットへの出金上限が1%に【2020年12月23日】一部のユーザーへ出金開始

ジュビリーエースの今後、これからの動向

 
現時点で公開されている資料を見る限り、ジュビリーエースは今後、出金再開する可能性はあるが、業務再開する可能性は低いと思われます。
 


 
そう考える理由は2つ。
・業務停止の原因は何も解決していない
・証券会社による資金ロック解除の見通しが立っていない
 
 
1つずつ解説していきましょう。
 
 
業務停止の原因は何も解決していない
ジュビリーエースが業務停止した原因は、米国からの業務停止命令を避けるためだと公式発表されています。
 
 
仮にジュビリーエースの業務を再開しても、常に米国からの業務停止命令を受けるリスクを抱えながら運営しなくてはなりません。
 


 
こんな意味不明なリスクを背負うよりも、新たにスタートした「GTR」の運営に力を入れた方が低リスクで利益に繋がるのはほぼ確実です。
 
 
AQUAウォレットだけ完成させ、ユーザーから預かった資金はマネロンを疑われない範囲で小出しに出金再開。
 
 
同時に新サービス「GTR」を運営していく。現時点ではこれがジュビリーエース運営の最善策のように思えます。


 
 

 
証券会社による資金ロック解除の見通しが立っていない
ジュビリーエース運用資金の大半を管理していた証券会社が、ジュビリーエースの資金をロックしている状態はまだ続いています。
 
 
先日開催されたセミナーによると、創業者のボビーが「証券会社からの回答がない」と発言していたため、ロック解除にはまだまだ時間が掛かるものと思われます。


 
 
会員に返金するための資金、アービトラージで運用し利益を出すための資金がロックされている状態だと考えれば、ジュビリーエースの業務再開は厳しいと言わざるを得ません。
 
 
以上がジュビリーエースは出金再開する可能性はあるが、業務再開する可能性が低いと考える理由です。
 
 
出金・業務再開に関してはジュビリーエース運営に期待するほかないので、新たな情報公開を待ちましょう。


 
 
やはり、ジュビリーエースのように会社にお金を預けたりする投資案件は出金停止などのリスクが高く怖いですね。
 
 
自分の口座で資金を管理してアルトコインに投資した方が、リスクも低く高騰するコインに投資出来るチャンスが多そうです。
 
 

ジュビリーエースの実態を調査

アクアシステム

ジュビリーエースが提供するアービトラージシステムの根幹となる「アクア(AQUA)」と呼ばれるシステム。


 
正式名称は主力定量汎用アービトラージ(AceQuantum Universal Arbitrage:AQUA)であり、世界中からビッグデータを抽出してジュビリーエースのアルゴリズムを実行するデータ統合、分析システムになります。
 
 
公式サイトではアクアシステムを仮想通貨取引所で稼働させた画像などが公表されていました。
 

 
ジュビリーエースのセミナーではアクアシステムによるアービトラージをその場で見せてくれることもあり、アービトラージはちゃんと行えるシステムであることが分かります。
 



 
ただ、セミナーで実演や公開されている映像のほとんどが仮想通貨のアービトラージの映像ということから、スポーツやコモディティへの投資は本当に行っているのか?という疑惑の声も上がっています。
 
 
仮想通貨のアービトラージシステムとしては動かせるが、他のアービトラージを行っている証拠は確認できないというのが正しい情報のようです。
 

運営会社について

「ジュビリーエース」は一体どのような企業なのでしょうか?

「ジュビリーエース」が公開している資料によると、運営会社である「Jubilee Ace Limited」は英国領ヴァージン諸島にて設立された企業だと記載されていることが確認できます。

記載されていた所在地は「Sea Meadow House,Blackburne Highway,(P.O.Box 116),Road Town,Tortola British Virgin Islands」という住所となっております。

ここで気になったのは、所在地にある「(P.O.Box 116)私書箱」という部分です。

この「P.O.BOX」については、物件の所在地ではなく郵便物を受け取るための私書箱であり、ペーパーカンパニーが所在地として登記していることが多い住所となります。

また、ヴァージン諸島で金融サービスを開始するためには、「BVI FSC(BVI金融サービス委員会)」の認可が必要になります。

認可を受けた企業については「BVI FSC(BVI金融サービス委員会)」のHPで確認することが出来るのです。

私の検索ミスという可能性も捨てきれませんが、検索結果に「Jubilee Ace Limited」が表示されることはありませんでした

 
 
考えたくはないですが、書類を偽装している可能性もありそうです。
 
 
この住所に「ジュビリーエース」の運営実態がある可能性は低く、本当はどこか別の場所で運営されている思われます。

 
 
※追記
後にジュビリーエース本社は中国の深センにあるという情報が公表されました。
 
 

正確な住所は「深圳市福田区沙头街天安社区泰然四路29号天安创新科技广场一期A座705」

物件情報を確認したところ、中国の賃貸サイトにて月40万円ほどで貸し出されてる物件であることが分かりました。

では、表記されている「A座705」に、本当に入居しているのか、確認していきます。

どうやら少なくとも3社以上の企業が同じ住所で登記しているので、ジュビリーエース本社だとされる深センの住所は「レンタルオフィス」である可能性もありそうです。
 
 

創業者ボビーとは

ジュビリーエースをシンガポールにて立ち上げた人物として、日本のセミナーにも登壇している「ボビー」と呼ばれる男性。

シンガポールの大富豪だそうでランボルギーニを4台保有してるそうです。

ジュビリーエース設立以前には大学卒業後にシンガポールの三大銀行の一つであるオーバーシーチャイニーズに入行。

その後ビットコインに出会い3万円前後で購入したビットコインが30倍に跳ね上がり億万長者となった経歴を持つそうで、その後ジュビリーエースを立ち上げたとのこと。

彼の経歴を裏付ける証拠資料がないため真偽は不明です。

 
 
Twitterでは公式サイトで語られる経歴ではなく、シンガポール航空出身だと発言している方も。
 


 
果たしてどちらが本当なのでしょうか。
 
 

ジュビリーエースの仕組みを解説

三角アービトラージの仕組み


 
まずアービトラージとは日本語で「裁定取引」と呼ばれ、仮想通貨では同じコインでも取引所によって価格に差が出たタイミングで、安い方で買い、高い方で売る投資法を指します。
 


 
A取引所でBTCを100万円で購入
B取引所はBTCで101万円で売却
 
これで1万円の利益。
 
 
実際には送金手数料が掛りますが、この仕組みが仮想通貨のアービトラージになります。
 
 
価格差のある取引所を見つければ誰でも稼げる半面、もちろんデメリットも。
 
・価格差が見つからない
・送金してる間に価格差が解消
・送金してる間にむしろ下がった
 

など、のデメリットも非常に多いです。
 
 
このデメリットを解決するためにジュビリーエースが採用したのが三角アービトラージと呼ばれる手法です。


 
 
これは同じ取引所で3つのコインを両替して差益を出す仕組みで、これを三角アービトラージと言います。
 
 

利益が出るコインの組み合わせをアクアシステムが自動で検出するため、24時間体制で常にアービトラージが自動で行われます。
 
 
1度の取引における利益は少ないですが、自動で何度も取引を繰り返して利益を積み重ねていきます。
 

MLMによる勧誘、紹介報酬の仕組み

ジュビリーエースはマーケティング方法としてMLMを採用しており、知人や友人を勧誘することで別途、紹介報酬を受け取ることが可能です。
 
 
ジュビリーエースは勧誘による紹介報酬が高額だったこともあり、日本全国で勧誘活動やセミナーが開催され、仮想通貨の投資案件としては異例のスピードで会員数を増やしています。
 
 
日本ではマルチと呼ばれるため悪いイメージを持つ方も多いですが、紹介報酬がちゃんと支払われるという事実から個人によるSNSを使った勧誘なども活発に行われています。
 
 
ジュビリーエースの勧誘することによる紹介報酬は大まかに4種類。
 
・直接スポンサーボーナス
・ペアリングボーナス
・アービトラージボーナス
・リーダーシップボーナス
 
それぞれ簡単に解説していきます。
 
 
▼直接スポンサーボーナス

 
自分が紹介した人の投資額に対する6%~10%が報酬に。
 
 
利率は自分が投資したプランやどれだけの人数を紹介している実績があるのか?などで変動していきます。
 
 

▼ペアリングボーナス

 
自分が紹介した人は自分を頂点としたピラミッド型のチームに所属することになります。
 
 



 
 
自分の下には2つのチームを作る事ができ、ペアリングボーナスは規模の小さいほうのチームに発生した収益の6%~12%を受け取ることができます。
 
 
▼アービトラージインフィニティーボーナス

 
自分が紹介した人がアービトラージで稼いだ金額の1%~6%が配当として貰えるボーナス。
 
紹介した人が100ドル稼いだなら、1ドル~6ドルが報酬となります。
 
 
▼リーダーシップボーナス

 
自分のチームが新たにジュビリーエースの紹介を行った場合に発生するボーナスです。
 
 
売上実績の少ない方のチームが一定の実績を達成した際に報酬金額が確定します。
 

ジュビリーエース会員の口コミ、評判を紹介

ジュビリーエースでは様々な口コミやSNSでの評判が確認できるので
 
・出金、業務停止前の口コミ
・出金・業務停止後の口コミ
 
をそれぞれ紹介していきます。
 
 
▼出金、業務停止前の口コミ

 
ジュビリーエースが開始した初期に投稿された口コミ。
 
 
実際に配当が出ている方が多く、紹介報酬による更なる配当の上乗せが狙えるという性質上、否定的な意見が非常に少なかったです。
 


 
▼出金・業務停止後の口コミ

 

 
・出金再開を願う投稿、
・返金が始まったから大丈夫という投稿
・投資した以上は応援しようという投稿
 
三者三様の投稿。
 
 
やめておけばよかったという後悔の声も確認できましたが、多くの投資家は無事返金が行われるようにジュビリーエースを信じ、応援しようという気持ちの様です。
 

ジュビリーエースのまとめ

今回はジュビリーエースは今どうなっているのか?現状から今後どうなっていくのかを解説してきました。
 
 
ジュビリーエース会員への返金は2022年から本格的に開始されそうですが、業務停止の解決策はいまだ不明という状態でした。
 
 
ジュビリーエースの業務再開はまだまだ時間が掛かりそうですが、返金、払い戻しの目途が立ったのは朗報です。
 


 
自分はいつ返金の対象になるのか?しっかりと確認して払い戻しの時期を待ちましょう。

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