今回は、私が始めた最強の投資を紹介します。
タイトルに書いてありますが、
レバナス×ジュニアNISAが最高なので、理由も含めて、紹介します。
レバナスとは
レバナスとは、
大和 i-Free レバレッジ NASDAQ(ナスダック)100
の略称で、指数連動型の投資信託です。
NASDAQ100は、米国のハイテク中心の100社に連動する指数です。
100社のハイテク企業へ集中的に投資しますので、米国の代表的な指数のS&P500より上がり方、下がり方が激しい銘柄です。
【対象会社数】
全米株式(約4000社)>S&P500(約500社)>NASDAQ100(約100社)
現在、米国経済は長期的に右肩上がりとなっており、NASDAQ100は、S&P500よりも好成績を記録している状態です。
さらに、この好指数に2倍レバレッジをかけた投資信託がレバナスです。
2倍レバレッジをかけるとは、毎日の指数の値動きを2倍にするということです。
簡単にいうと、下記の通りです。
【例1】
NASDAQ100 100円→110円(+10円)
レバナス(2倍) 100円→120円(+10×2=+20円)
【例2】
NASDAQ100 100円→90円(ー10円)
レバナス(2倍) 100円→80円(ー10×2=ー20円)
プラスもマイナスも2倍されるので、レバナスは価格の上下が激しいです。
この指数は長期的にプラスが続いており、2021年7月はS&P500とともに、最高値を更新し続けています。
そのため、この投資信託は、短期的な怖さはもちろんありますが、理解したうえで投資するのならば、長期的にみて、一番いい投資信託となりうるでしょう。
私は、何十年後に振り返ったとき、「SBI・V・S&P500」よりも「レバナス」の方が利益を出すこと確信しています。
レバナスの弱点
レバナスにも弱点があります。
- 弱点1:値動きが大きすぎる(上がる時も下がる時も)
- 弱点2:利益が最大=税金も最大
弱点1:値動きが大きすぎる(上がるときも下がるときも)
レバナスは値動きが大きすぎるため、上がっているときは心配ありませんが、下がっているときは早く手放して損切りしたくなる気持ちが高まることでしょう。
資産運用において、長期保有が前提のため、値下がり(暴落)したからといって、手放してはいけません。逆に、暴落は買い増しのチャンスです。
しかし、特にレバナスだと値下がりのスピードが段違いで、さらに握力(ホールド力)は弱くなるでしょう。もし、手放した場合は、最悪の結果を招きます。
弱点2:利益が最大=税金も最大
もし長期保有し、最大の利益を得たとしても、最大の利益には、最大の税金(利益×約20%)がかかります。利益を最大化したにも関わらず、税金も最大化してしまってはとてももったいないです。
そこで、私が考えたレバナスの弱点を補う投資方法がレバナス×ジュニアNISAです。
ジュニアNISA
ジュニアNISAとは、2016年1月から始まった「未成年者少額投資非課税制度」です。
【簡単な特徴】
- こどもの証券口座で運用(大人は不可)
- 年間80万円投資可能
- 途中の銘柄変更は不可
- 廃止が決定し、新規投資は、2023年まで
- 非課税期間は5年間(ただし、ロールオーバー申請すれば成人まで非課税で運用可能)
- 払い出し制限あり(2024以降は全額なら可)
- 売却(利確)は、自由に可能
詳しいことは、金融庁のサイトで見てください。
大事なことは、
最高240万円(年間80万円×3年:2021~2023年)を、子どもが成人(18歳)するまで、非課税で運用可能
レバナス×ジュニアNISA
先ほどレバナスの弱点を紹介しましたが、ジュニアNISAを掛け合わせることで、見事に解決します。
レバナスをジュニアNISAで運用すれば、
「値動きが激しい」×「払い出し制限」=半強制的な長期保有
「税金の最大化」×「税金の無効化」=究極的な利益の最大化
結果、ジュニアNISAがレバナスの弱点を解消し、メリットの最大化を実現させます。
レバナスという最高のプレイヤーにジュニアNISAという最高のマネージャーが寄り添ってくれます。
ちなみに、積立NISAでやればいいと考える方もいると思いますが、積立NISAはレバナスが対象となっておらず、投資できません。
また、積立NISAでできたとしても、握力(ホールド力)が足りなくなることでしょう。
出口戦略
レバナスは、想像以上に値動きが激しいです。
値動きは、最大で75%と考えてください。
評価額1,000万円だったものが、250万円になる可能性もあります。
ジュニアNISAは、子どものための資金作りが目的となっております。
もちろんその趣旨は無視できません。
18歳からの大学の学費と考え、そのときに、利益が確実に出ていなければ、問題があります。
レバナスという怖さがある投資信託を選ぶためには、出口戦略(対策)が必要です。
次は、私が考えた出口戦略(対策)を紹介します。
私が推奨する出口戦略(対策)を行えば、レバナス×ジュニアNISAが現実的に成り立つことでしょう。
出口戦略 徐々に利確する
18歳からの出費に向けて、徐々に利確をしていきましょう。
ジュニアNISAは、払い出しは、原則、全額だが、売却(利確)は、自由に可能です。
要するに、利確は部分的にいくらでもしていいけど、口座からの出金は全額じゃないといけません。
売却してしまった分に関しては、もうお金が育つことはありませんが、逆に減ったりすることもありません。
具体的な出口戦略:9歳、12歳、15歳に30~50%ずつ売却(利確)していく
レバナスの想定として、3年で200%(2倍)
と仮定します。
(設定日の2018.10.19~2021年7月時点で、約230%となっていますので、十分、可能性はあります。)
利確なし(暴落なし)
240万円×18年(0~18歳で2の6乗)=1億5,360万円
最大限のリスクをとって投資し、成功した場合、億り人達成です。
利確あり(暴落なし)
240万円×9年(0~9歳)=1,920万円
→約50%の920万円を利確
1,000万円×3年(9~12歳)=2,000万円
→約50%の1,000万円を利確
1,000万円×3年(12~15歳)=2,000万円
→約50%の1,000万円を利確
1,000万円×3年(12~15歳)=2,000万円
→約50%の1,000万円を利確
1,000万円×3年(15~18歳)=2,000万円
→全額の2,000万円を利確
合計 5,920万円
途中途中で利確しているため、複利効果が薄れ、億り人にはなれませんが、十分、資産形成はできます。
利確している分、暴落がきても、十分な精神的余裕があると思います。
利確なし(18歳で大暴落)
もし、出金直前の18歳のときに大暴落がきた場合の想定もしてみます。
1億5,360万円×25%=3,840万円(ー1億1,520万円)
億り人達成間近で、一気に1億円以上減ってしまいました。
ただ、レバナスの成績が良すぎて、十分に利益が出るように見えますが、実際はそううまくはいかないため、きちんとリスク管理をする必要があります。
米国経済は長期的には、右肩上がりですが、短期的には暴落はもちろんあり得ます。
コロナのような暴落がいつ起こるかわからないので、実際あり得ます。
なので、このような事態も想定はしておくべきです。
ジュニアNISAの一番のリスクは、非課税期間終了直前に暴落が起きることです。
これを防ぐため、途中途中で利確します。
利確あり(18歳で大暴落)
2,000万円×25%=500万円(ー1,500万円)
利確分含めると、評価額は合計4,420万円
出勤直前に75%暴落が起こると、利確したほうが500万円近く利益が出ることがわかります。
利確している分、暴落の影響を受ける金額が少なくなったからです。
今回は、一律で50%ずつにしていますが、その時々の状況に応じて、変えてください。
利確すると、精神的にも、安心でき、子どもの教育に集中できます。
ちなみに、このときにかかる税金はジュニアNISAなら0円ですが、
本来は、4,180×20%=836万円となります。
こんなに、税金で取られたら、元も子もないです。
まとめ
ジュニアNISAの趣旨がこどものための資金でもあるため、このような出口戦略を実行するようにしましょう。
また、ジュニアNISAの一部をS&P500やオールカントリーなどの安定した投資信託で運用することも一つの手だと思います。
レバナスなら、途中で利確していても、十分利益が出ることが期待できます。
S&P500を同期間保有しても、利確ありのレバナスに追いつくことは、あまり期待できません。
よって、レバナス×ジュニアNISAが最高効率で資産形成できる方法です。
みなさんも、共感していただけたら、一緒に運用してみましょう。
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