料金
料金、これは大事なことです。
まず公文は、1科目7,020円(東京神奈川は7,560円)。国算英3科目だと軽く2万円を超えます。低学年なら、大手進学塾へ通っておつりがくる金額です。
一方学研は、国算セットで8,640円。英語付きだと12,960円と、公文の約半額。
料金だけでいったら、圧倒的に学研が魅力的です。
プリントの進め方と内容
どちらも、週2回の通室と毎日の宿題をセットにしたオリジナルのプリント学習です。
公文は、教室で1科目につき5~10枚、宿題として1日5~10枚のプリントをこなします。速さとやる気があれば、もっと増やすこともできます。
1週間でこなすプリントは、35~70枚以上。
プリントの内容は、基礎的な計算問題のみですが、習熟度が合格レベルに達すればどんどん先へ進んで行けます。
最短で高校数学を学ぶことを目標としており、小学生段階では図形などの分野には触れません。
学研は、教室で1科目につき2~3枚、宿題として1日1枚のプリントが出ます。
1週間でこなすプリントは、約10枚。
内容は学習指導要領に沿った基礎問題。それが終わると、発展問題に進みます。あまり先取りはしない方針で、あくまで当該学年の学習理解を深めることが目的の塾。
雰囲気
初めて公文に行ったとき、まだ低学年しかいない時間帯だったにも関わらず教室はシーンと静まり返っていて驚きました。
皆、ひたすらに鉛筆を動かしています。ちょっと異様な光景。
公文の先生は教えないので、たまにコソッと間違いを指摘する程度。
一方学研は、「先生、鉛筆削っていいですかー?」「今日〇〇ちゃん休みだったー。」などナチュラルに雑談あり。
わからないところは先生のところに持っていくと、ていねいに教えてくれます。
公文とは?
小学生で高校生レベルの学習が可能な、ハイレベルまたは勉強が好きな子どものための塾。
公文の功罪がどうとか批判されることがあるのは、一般向けでないからだとわかりました。
たしかに、公文の算数だけやっていても算数全体ができるようにはなりません。
だから、公文の宿題をイヤイヤやっているような子だったら、やめたほうが良いと思います。
大量のプリントをこなすことを楽しみ、どんどん先へ進むことに喜びを感じられる子がそもそものターゲットなわけです。
「計算が遅いから」「算数が苦手だから」という理由で公文を選んでしまうと、計算しかできないという罠にはまってしまうと思います・・。
学研とは?
良質な教材を使って、当たり前のことを当たり前にしてくれる塾。
まさに、家庭学習をまるごと肩代わりしてくれる存在です。
できる子には学校で習う以上のことを教えてくれて、勉強が苦手な子も学研に通っていれば落ちこぼれることはないでしょう。
結論
公文では思考力が伸びない、学研では圧倒的に量が足りない。どちらにしろ、家庭で足りない部分を補う必要があります。
コツコツと努力するタイプで、他と競争が大好きなら公文がいいかもしれません。
公文は勉強というよりゲーム感覚で取り組んでいたので、相性は良いかもしれません。
子供に体験させて本人に決めさせた方が良いですね!
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